腸腰筋ってどんな筋肉？
ご覧いただきありがとうございます！
みなさん「腸腰筋（ちょうようきん）」という筋肉をご存じですか？
あまり耳慣れないかもしれませんが、実は私たちの姿勢や歩行、腰痛などにとても深く関わっている大切な筋肉なんです。
【腸腰筋はどこにあるの？】
腸腰筋は「腸骨筋（ちょうこつきん）」と「大腰筋（だいようきん）」という2つの筋肉の総称です。
腰の背骨（腰椎）から骨盤の内側を通って、太ももの骨（大腿骨の小転子）につながっています。
つまり、お腹の奥の方から太ももにつながっている筋肉です。
お腹の深いところにあるので「インナーマッスル（深層筋）」のひとつですね。
【どんな働きをしているの？】
腸腰筋は主に以下のような働きをしています。
★股関節を曲げる（脚を上げる）動き
歩くときや階段を上がるときに脚を持ち上げるのは、腸腰筋がしっかり働いているからです。
★骨盤や腰椎を支える
腸腰筋が弱くなったり硬くなったりすると、骨盤が前に傾きすぎたり、逆に後ろに倒れすぎたりして、腰に負担がかかりやすくなります。
★姿勢を維持する
座っているときや立っているときに、背筋をスッと伸ばすためにも腸腰筋が大事な役割を果たしています。
【腸腰筋が硬くなるとどうなる？】
腸腰筋が硬くなったり、うまく使えなくなると以下のような不調が出やすくなります。
◎腰痛
◎猫背や反り腰
◎下腹ポッコリ
◎歩幅が狭くなる
◎股関節のつまり感
特にデスクワークで長時間座っている人は腸腰筋が縮こまって硬くなりやすいです。
当院では腸腰筋の硬さやバランスをチェックし、
必要に応じて手技（筋膜リリースやトリガーポイント療法）、ストレッチ指導、骨盤調整などを行います。
腸腰筋を適切にゆるめて働きを取り戻すことで、腰痛の軽減や姿勢改善につながります。
また、日常生活でできる簡単なストレッチや体操をお伝えすることも多いです。
自宅でのケアと整骨院でのメンテナンスを組み合わせると、より早く不調が楽になりますよ。
※定員オーバーの際はご容赦ください。※ご興味ある方は空き状況をご確認いただくことをオススメします。
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